「粘膜」のトラブルにご注意!

だいぶ寒くなり、南関東でも紅葉が進んできました。如何お過ごしでしょうか。

この時期は、空気の乾燥もあり、肌荒れをしやすくなります。その件はまた、別の機会に譲るとして、今回は「粘膜」の話です。人間の身体で、皮膚で覆われている部分は「バリア」がありますが、粘膜の部分にはそれが無いわけで、一番デリケートな場所です。

口内炎ができやすかったり、痔というほどではなくても、普段はない痒みや痛みがある、鼻粘膜からの出血があるなどの変化を感じたら、気をつけて下さい。疲れが溜まっていたり、ストレスが強かったり、身体が冷えていたりしないでしょうか。

「人体で最も弱い場所」である粘膜部にトラブルが起きるのは、「今の段階で養生しないとまずいですよ」という身体からのサインです。免疫力が落ちていることもあります。

ウォシュレットは、外国人が感嘆するほどうまく出来ているものですが、強すぎる水圧は厳禁、「瞼に水鉄砲」と同じだと、どこかのドクターも書かれていました。生活は「エコ」にしたいけれど、敏感体質の方には、トイレットペーパーは再生紙ではない方がいいようです。うまく「使い分けの工夫」をするといいと思います。

口内炎ができやすい人は、胃腸がデリケートなことが多いです。車にも酔いやすかったり、疲れやすいタイプの方が多い。口の中の粘膜も、言ってみれば、「消化管」と繋がった一部ですから。

言い古されていることですが、やはり質の良い睡眠をとることは基本です。寝る前にずっとスマホを見ていたり、枕元で充電したりせず、就寝時にはせめて距離を離し、脳が本当に休まるようにしてあげたいものです。便利なものほど、「うまく使う」必要があるでしょう。世の中はここ何年かで激変しましたが、人体はそれに合わせられません。

厳しい冬に向かう季節の変わり目、身体を温める葱、生姜、にら、ラム肉などをとり、春菊、これから時期になる柚子など、香りのあるもので「巡らせる」。東洋医学の食養生です。みかんの皮は「陳皮」(ちんぴ)、シナモンは「桂皮」山芋は「山薬」、生姜はそのまま「しょうきょう」と読ませると、全部漢方の生薬です。

最近、「お風呂に入るのが面倒になる」、「風呂キャンセル界隈」なる言葉があるそうですが、そうなる前に、しっかり湯船に浸かって、身体も気持ちも温めて下さい。

しんどい時は、とにかく「お天気の良い日に外を歩く」。歩く気力もなければ「日向ぼっこ」。人間も「動物」、「動く物」と書くくらいですから、お散歩も大事です。生活のあちこちに「養生法」があります。お身体からの小さな「声」に気づいて対処されますように。

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