初めての方へ

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ご来院にあたってのお願い

化学的成分製品のご使用について

 当院には、化学物質過敏症の方が通院されます。また、当方も体質的に敏感です。様々な対策を講じてもなお、お使いの製品などに反応し、急激に体調悪化した場合、安全のため、やむを得ず施術をお断りする可能性が生じます。

 双方を守り、よりよい治療をご提供するため、以下のことにご理解ご協力のほど、お願い申し上げます。

<お控え下さい>

  1. 柔軟剤、合成洗剤、制汗剤、消臭剤、化学合成成分の虫よけスプレーなどのご使用
  2. 香水、コロン、ヘアケア商品など、香りの強い製品類のご使用
  3. 化学合成成分の防虫剤ご使用状態から、出して間もない衣類のご着用
  4. パーマネント、髪のカラーリング等をされて日が浅い場合(約1週間)
  5. 喫煙される方
  6. その他、周囲への影響が考えられる化学物質の類  

ご来院時間、所要時間、持ち物、その他ご注意

  • 当院は完全予約制です。小さな院ですので、所用のため、やむを得ず営業時間内に留守にすることがございます。必ずお電話でご予約の上、お越し頂けますよう、お願い申し上げます。
  • ご予約の時間、なるべく「ちょうど」位にお越し下さい。遅れないよう早めに、というお気持ちは有難いのですが、換気や、リネン類の交換などをするためです。1日にごく少人数の施術枠です。早目のご連絡をお願い致します。
  • 初診の方は、問診票記入と、お話を伺うために、全身治療の場合、トータル2時間半ほどみてください。(余裕をもって)部分治療の場合も、長めに見積もって下さい。
  • 医療機関受診中の方は、お薬手帳、検査データなど、治療経過がわかるものがあれば、ぜひお持ち下さい。
  • 「舌診」のため、自然な状態の苔をブラシなどでこすって落とさないようにして下さい。ご体調を反映する大事な情報となります。また、本来のお顔色を拝見するため、お化粧される方も控えめでお願い致します。
  • 鍼灸に慣れていない方、久しぶりの方は、治療の後に人に会うとか、車の運転等、神経を使うようなご予定は入れないほうが無難です。眠くなったり、長湯をした後のようにボーッとした感じになることがあります。だるさが出る方もあります。
     また、とても空腹な状態や、極度の寝不足で鍼灸を受けるのも要注意です。気分が悪くなることがあります。調整がつかないときは、治療の前にお話しください。
  • 治療着はご用意がございます。

鍼灸そのものが初めての方へ

 鍼という言葉から、注射針や、縫い針で刺してしまった時の痛さを想像される方が多いのですが、まったく異なります。ご心配はご無用です。治療中にうとうとと眠ってしまう方が多いです。

 治療するツボの場所や目的、その方の体格、体力、いらした日の状況など、あらゆることを参考にして、鍼の番手(太さや長さ)を使い分け、個々人に合った治療の刺激量になるように調整してまいります。

 鍼がどうしても怖い方、お子様の治療の場合などは、「刺さらない形の鍼」で施術することもできます。先が丸いもの、ローラーのような形のものなど、いろいろあります。遠慮なくおっしゃってください。そうした敏感な方の場合は、僅かな刺激の治療にも反応し、好転することが多いものです。

 お灸は、温灸と、点灸といわれる2種類があり、点灸の方は一瞬チクッとしますが、落語に出てくる、苦痛を我慢するようなものではなく、お腹の温灸などは、ホワーッと温まり、お身体がほぐれ、とても気持ちの良いものです。

 鍼はディスポーザブルで、その他の器具についても病院と同じ高圧滅菌の機械を使用しており、感染症のご心配などはありません。

鍼灸師の免許について

 看護師などと同様に、国家試験を受けて免許をとります。高校卒業以上が入学資格となる大学、または専門学校において、4年、又は3年、必要な科目を座学、及び実習にて習得し、卒業の春に国家試験を受けます。厚生労働大臣による免許は、「はり師」「きゅう師」と分かれていますが、ふつうは一緒に受けて両方の資格を取るので、「鍼灸師」といわれます。

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