初めての方へ
ご来院にあたってのお願い
ワクチン関係
誠に申し訳ございませんが、私共ではCovid-19ワクチンに関しまして、
- 3回以上接種された方
- 2023年秋から開始された、XBB対応以降のものを接種された方
- 1回でも受けた方で、心疾患、脳血管疾患、糖尿病、高血圧など、循環器系に関連する疾患、または重篤な基礎疾患をお持ちの方
- 最後の接種から3か月を経過していない方
の治療はお引き受け致しかねます。
2回目までの接種の方は、元々のご体質や、今までの治療歴(お薬の使用歴)、副反応の強さなどが異なるので、ご相談で、とさせて下さい。
そのため、ご予約の際に接種状況をお尋ねしますが、安全な鍼灸治療の為に必要かつ重要な情報ですのでお許し頂き、正確なご申告をお願い申し上げます。
接種による副反応で、程度の差こそあれ、血栓傾向、自己免疫疾患などの可能性が否定できません。(私なりに、ワクチンについては厚労省HP、ファイザー社の公式文書、「有志医師の会」のドクターのサイトなど、いろいろ調べてきました)
鍼灸治療によって血流の勢いが増した結果、治療中に万一のことが起きた場合、対応に不安と限界が生じます。本来であれば、ご依頼を頂けるなら、どなたであってもお力になりたい気持ちに嘘はありません。しかし、今回の件につきましては、皆様に安全な治療をご提供するため、このような決断に至りましたことに、ご理解、ご協力を頂ければ幸いです。周りに迷惑をかけないため、それぞれの方のご事情があってなさったことですし、接種自体を否定するものではございません。
また、Covid-19以外の最近のワクチン類の場合も、接種後の経過をお伺いし、安全な鍼灸治療が難しいと判断した場合は、当面の間、施術を見送らせて頂く可能性もございます。大変恐縮ですが、お汲み取り頂ければ幸いです。
いわゆる「香害」に関して
当院には、化学物質過敏症の方が通院されます。そのため、過敏症でない方にも、以下のことはお控え頂けますよう、お願い申し上げます。
- 柔軟剤、合成洗剤、制汗剤、消臭剤などのご使用
- 香水、コロン、ヘアケア商品など、香りの強い製品類のご使用
- 化学合成成分の防虫剤ご使用状態から、出して間もない衣類のご着用
- パーマネント、髪のカラーリング等をされて日が浅い場合(約1週間)
- 喫煙される方
ご来院時間、所要時間、持ち物、その他ご注意
- 当院は完全予約制です。小さな院ですので、所用のため、やむを得ず営業時間内に留守にすることがございます。必ずお電話でご予約の上、お越し頂けますよう、お願い申し上げます。
- ご予約の時間、なるべく「ちょうど」位にお越し下さい。遅れないよう早めに、というお気持ちは有難いのですが、前の方との間の時間で、換気や、リネン類の交換などをするためです。コロナ禍以降、当方としても、特に余裕をみてご予約をお受けしております。
- 初診の方は、問診票記入と、お話を伺うために、全身治療の場合、トータル2時間半ほどみてください。(余裕をもって)部分治療の場合も、長めに見積もって下さい。
- 医療機関受診中の方は、お薬手帳、検査データなど、治療経過がわかるものがあれば、ぜひお持ち下さい。
- 「舌診」のため、自然な状態の苔をブラシなどでこすって落とさないようにして下さい。ご体調を反映する大事な情報となります。また、本来のお顔色を拝見するため、お化粧される方も控えめでお願い致します。
- 鍼灸に慣れていない方、久しぶりの方は、治療の後に人に会うとか、車の運転等、神経を使うようなご予定は入れないほうが無難です。眠くなったり、長湯をした後のようにボーッとした感じになることがあります。だるさが出る方もあります。
また、とても空腹な状態や、極度の寝不足で鍼灸を受けるのも要注意です。気分が悪くなることがあります。調整がつかないときは、治療の前にお話しください。 - 治療着はご用意がございます。
鍼灸そのものが初めての方へ
鍼という言葉から、注射針や、縫い針で刺してしまった時の痛さを想像される方が多いのですが、まったく異なります。ご心配はご無用です。治療中にうとうとと眠ってしまう方が多いです。
治療するツボの場所や目的、その方の体格、体力、いらした日の状況など、あらゆることを参考にして、鍼の番手(太さや長さ)を使い分け、個々人に合った治療の刺激量になるように調整してまいります。
鍼がどうしても怖い方、お子様の治療の場合などは、「刺さらない形の鍼」で施術することもできます。先が丸いもの、ローラーのような形のものなど、いろいろあります。遠慮なくおっしゃってください。そうした敏感な方の場合は、僅かな刺激の治療にも反応し、好転することが多いものです。
お灸は、温灸と、点灸といわれる2種類があり、点灸の方は一瞬チクッとしますが、落語に出てくる、苦痛を我慢するようなものではなく、お腹の温灸などは、ホワーッと温まり、お身体がほぐれ、とても気持ちの良いものです。
鍼はディスポーザブルで、その他の器具についても病院と同じ高圧滅菌の機械を使用しており、感染症のご心配などはありません。
鍼灸師の免許について
看護師などと同様に、国家試験を受けて免許をとります。高校卒業以上が入学資格となる大学、または専門学校において、4年、又は3年、必要な科目を座学、及び実習にて習得し、卒業の春に国家試験を受けます。厚生労働大臣による免許は、「はり師」「きゅう師」と分かれていますが、ふつうは一緒に受けて両方の資格を取るので、「鍼灸師」といわれます。