あっという間に4月も終わりです。今日は冷えますね。あったかい汁物か、簡単なお鍋でも食べたくなります。向田邦子さんのエッセイに出てくる、常夜鍋は簡単で本当に美味しいです。沸かしたお湯に日本酒と、大蒜と生姜を入れて、豚肉とほうれん草をしゃぶしゃぶするだけ。ポン酢でも、お醤油とレモンでも。ほうれん草が、もう、ちょっと時期を過ぎましたが…。
さて、連休中に、お家の片付けなど、頑張ろうと思っている方もあるでしょう。そこでご提案。
作業の前に、鏡の前で「あっかんべ~」とご自分の舌を見てみるのです。開けた口の幅に対して、舌の幅はどうでしょう。全体の腫れぼったさや、色、特に先端だけ赤みが濃いとか、差がないですか?また、苔の具合はどうでしょう。苔の厚さ、色、様子。あと、舌先をくるっと反転させて、裏側を見て下さい。紫よりもっと黒っぽい血管が浮き出て、ウネウネしていないでしょうか。あと、舌の縁がするっとしていなくて、ギザギザではありませんか?口内炎などは?
とりあえず、最初の状態をよく見て覚えておいて下さい。3時間位、せっせと働いて、疲れたな、一休みしたいな、と思った時に、また鏡を見て下さい。最初と何か違っていませんか?若い方は、あまり変化は無いかもしれませんが。
舌が急に腫れぼったく、ポッテリした感じになっていないでしょうか。或は苔が白っぽく厚くなっているとか。これ、エネルギー使いました、疲れてます、のサインです。温かい物を飲み、腹八分目(六分目でいいという治療家もいます)にゆっくり食事して休めるといいです。
裏の血管がウネウネしているのは、「瘀血(おけつ)」といって、血の巡りが悪いことを意味します。こういう方は冷えてることが多いです。周りのギザギザは水はけの悪さ。むくんだ舌に残るご自分の歯型です。まあ、これは起きぬけに見られることが多いですが。
家事、作業をしながら、トイレに立ったついでに、玄関掃除のついでに、洗面所や、キャビネットなど、近くの鏡に向かってチョコチョコ舌診する癖をつけると(傍から見たら怪しいですが)、舌と体調が本当にリンクしているのがわかって面白いです。1日のうちで、何時間かで別人の如く変わっていることがあります。
もう若くないので、疲れたな~、と思ったら舌診して、あ、はいはい、やっぱりね、一休み、一休み、と、一休さんのように「自分に優しく」しているこのごろです。で、ちょいとお灸でもして。お灸は本当に不思議で、効果があります。考えた昔の人、凄いです。
昭和40年代ごろまでは、免許など無くても、ご自分やご家族には、家庭でお灸はかなりされていたようです。こういう意味では、少し昔に戻るといいのかもしれません。祖父母は自宅でかなりお灸していたと、91歳の叔母から聞いています。古くて新しい、今風に言えば「コスパ、タイパばっちりな」セルフケアです。