お湯の力、恐るべし

最近、湯船でしっかり温まることの威力を再認識しました。このところ時々なる、妙な皮膚炎の治りが明らかに早まるのです。勿論、疲れの取れ方も違いますし、眠りも深くなる。身体の修復力が、シャワーだけの時とは雲泥の差です。

仕事柄、人様には、「お風呂はちゃんと湯船に浸かって」などとお話しているくせに、この夏から急に生活が激変し、自分のお風呂どころではなくなってしまいました。怒涛のような3か月半が過ぎたとき、己の心身が持たなくなっていることを実感したのです。これはダメだ!何をするにもまず自分の健康あってこそ、と、強引にお風呂時間を確保し、極力、連日入るようにしました。結果は明らかでした。

泉質のいい温泉なら理想的ではありますが、なかなか温泉に出かけることもままならない今は、自宅のお風呂も体調管理の貴重な1手段となっています。自家製の入浴剤からも植物パワーを貰っています。

これからの時期は、そろそろ柚子の出番ですね。人工的な香りは困りますが、自然のもので、良い香りのするものは、東洋医学的にも「気を巡らす」作用があります。「気が巡れ」ば、「血も、水も巡る」ことになるので、冬の養生のポイントでしょう。

忙しい毎日だと、つい、「入るまでが億劫」になりがちなお風呂。今の時期は、洗面所なども暖かくして、慌しい年末の疲れを、少しでも溜めずに取りたいものです。

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