長生きしてほしい木々

なかなかブログを更新できずにいましたら、あっという間に2月になってしまいました。でも、「あっという間」と感じられるというのは、ある意味有難いことなのだと思います。被災された方々にとっては、どんなに長く、辛い時間であったことでしょう。お察しいたします。1日でも早く、少しでも良い状態になりますように。

朝、水道の水がなかなかお湯にならなくても、能登の方を思えば、何と贅沢!!蛇口から出てくるだけでありがたいことです。

さて、近くのお散歩コースに、旧東海道があります。そこには、今も当時の様子がうかがえる建物があります。明治19年築の「蔵」を活かした、素敵なパン屋さんもあります。築137年位になるでしょうか。昔の人の技術は大したものです。

祖父が明治20年生まれだったらしいので、その蔵が「出来たて」だった頃を知っていたのかもしれません。父も、子供の頃はきっと遊んだエリアだったのでは?と思います。その頃、周りがどんなだったか、ちょっと見てみたい気がします。

お世話になっているその蔵のお店の裏手に、見上げるような大木が何本もあるお寺があります。きっと樹齢もかなりのものでしょう。街路樹がどんどん伐られて、通りの景色が様変わりしてしまう昨今ですが、ここの木には、まだまだ長生きしてほしいな、と思っています。

人々が着物を着て歩いている頃から、ずっと見てきているのでしょう。木には、人間にはわからない力が、まだまだ沢山ありそうです。傍らでいい音楽を流すと、元気になったりするらしいですから・・・。

人も、植物の力には癒されます。
人間も、自然の一部。
そのことだけは、忘れないで暮らしていたいと思っています。
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